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絵画を観る愉しみ

美を見出し、感情や記憶を共有する事
 
色は、隣り合い、重なり、透け、また混ざり合う、そして形や領域として知覚される、ソレラハ、ハーモニーを奏でる
筆致は、リズムを感じさせ、ストロークや筆跡は、流れるメロディーや、上下するトーンを、そして配置、構成は、空間を出現させ、時折、テーマ-を認識させる
 
絵画は、観る者に、イリュージョンを、環境を、提供する
 
言葉や文章(作家のコメントや、作家についてのストーリーなど)は、導入部で、入り口まで連れて行ってくれる
 
優れた絵画にだけ、美は表出する
(具象、抽象、作品の大きさ、表現方法に関係なく)
美は、ほとんどの場合、配置と構造に因る
その他の要素、マチエールや色などは、概ね補強的要素にすぎない
 
 
勿論、絵画を観る愉しみには、美を享受するばかりではなく、フェチズム的な愉しみも用意されているけれど
 
 
私は、抽象絵画について、理解していないトコロ、曲解しているトコロが多々あるから、断片的にしか、言い表せない
 
抽象絵画は、製作スタイル上、ワンパターンな図像、表現に陥り、重箱の隅をほじくる様な差異を、ことさら強調する傾向がみられる
補強する為に、言語が盛大に動員されるケースが多い
だから、説明文を読み、一度観れば、事足りる作品が多い
 
具象絵画は、緻密に描くほど、観る者のイリュージョンを、固定化してしまう傾向が見られる
 
それぞれ、工夫が必要と感じる
インスピレーションの素を、自然界、現世界から採取する(スケッチする)とか、
描き込まない領域にこそ、何かを感じさせる工夫をするとか、
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